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2005年07月31日

千秋楽オメデトウ“亀治郎のマネージャーさんのひと言”より

千穐楽  夏本番の猛暑のなか、連日札止めで千穐楽を迎えることが出来ました。菊之助さん、見事に成功を収めました。僕が言うのは大変おこがましいのですが、3、6、7月と三ヶ月間傍から見させていただいて、非常に素晴らしい人間性の持ち主だとつくづく感じました。蜷川さんが彼の誠意に負けたというのがよーく理解できます。「彼のために一肌脱ごうじゃないか!」という気持ちを起こさせる品格、優しさ、美しさが備わっているんですね。 しかしながら芝居の面白さを作っているのは、麻阿の刻みよく心地よい台詞まわしによろものが大きい。亀治郎さんの台詞まわしは絶品です。実に内外で評判が良い。100%テンポで決まる現代劇のコメディを見事に自分の物にしています。やはりそこには、正月の「封印切」のように、テンポ命の上方歌舞伎を大切にする素養があるからなのでしょう。一言でも躓いたり、かんだりしたら芝居の空気が一気に破壊されてしまいますからね。(企画・制作日記)
近くにいて感じた生の声ですね。本当に菊之助さんと亀治郎さん素晴らしかったです。

投稿者 佐千菊 : 2005年07月31日 23:37

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