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2005年10月07日

ネズミの仕掛け

台本を読んでいて、(柱をのぼるネズミが落ちる? 磁石でも使うのかな)と思っておりましたが、実際仕掛けをみて感嘆。時計がかかっている柱と同じ幅、同じ模様に塗った長いセルロイドの帯(ニメートル半くらい)の、半分の長さのところまで、マジックテープでネズミが取り付けられておりまして、ネズミがついていない方の端を上にして、柱時計の下に作った差し込み口から、舞台裏まで通します。ネズミがついている部分は、館の床の、柱の真下部分に開けた<切り穴>の中に入っていて客様には見えませんので、一見するとただの柱に見えるわけです。 さて、舞台裏に通した帯の端を、キッカケで舞台裏から引っ張ってゆくと、どんどん隠されたネズミが上に上がってきて、さも柱を登っているように見える。と、最終的に差し込み口のところまでくると、ネズミは差し込み口より大きいので、ぶつかるはずみでマジックテープが剥がれ、ポテッと落下する。長々書いてしまいましたが、こういう仕組みなんですね。(melma!blog [梅之芝居日記])

梅之さんの芝居日記にネズミの仕掛けのからくりが説明されています。実際みた印象では、まあ、ウジャウジャネズミが出てきたかと思うと、パタパタ落ちる、何かわからないまま、次に進んでしまいました。こうして謎解きを聞いても「へえーーー!」びっくりです。

投稿者 佐千菊 : 2005年10月07日 00:00

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