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2005年10月26日

千秋楽「河庄」の後におまけ

今日は昼夜行ってきました。
夜の部の「河庄」の後に雁治郎から挨拶があるので、席をたたないように、というアナウンスがありました。
幕になって、場内暗くなり、やがて幕が開くと中央に雁治郎一人が座っていました。
立って少し前に歩いて、丁寧におじぎをして御挨拶。
「今日は雁治郎最後の舞台をこんなにいっぱいの方に観て頂いてありがとうございます。15年前に同じ『河庄』で雁治郎を襲名して、又雁治郎最後の舞台も紙治になりました。雁治郎は終わりでも、わたくしはおわりではありません。京都の顔見世で坂田藤十郎を襲名し、お正月はここ歌舞伎座でやります。どうぞ観にいらして下さい。まだまだ私は元気です。藤十郎を襲名して上方歌舞伎を残していきたいと思います。一生懸命精進して生涯上方歌舞伎を演じていきます。」

表現は多少違いますが、大体こんなようなご挨拶でした。
イヤァーー!エネルギッシュな方です。パワーを感じます。上方歌舞伎に力をいれ、独特の芸風を残してくれることでしょう。
先ずはご報告まで。

投稿者 佐千菊 : 2005年10月26日 22:54

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