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2005年05月12日
前進座五月国立劇場公演
前進座五月国立劇場公演は、前進座が得意とする名作歌舞伎から豪華二本立て。 瀬川如皐作の「佐倉義民伝」は、凶作続きと悪政に苦しむ下総国佐倉の農民を救うために、 わが身をかえりみず、死罪を覚悟で将軍への直訴を決意した佐倉宗五郎の感動的な物語。 「権三と助十」は岡本綺堂の名作。愛すべき江戸っ子達をユーモラスに描いた、新歌舞伎 世話物の極め付け。本日より国立大劇場で上演されます。襲名で賑わっている歌舞伎座と違って、芝居本来の面白さが発見できるかもしれません。
投稿者 佐千菊 : 2005年05月12日 00:46
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コメント
こんにちわ さちぎくさん♪
岡本綺堂さんの「権三と助十」につられて、この公演、観に行く予定です。
楽しそうなお話だし、実は前進座のお芝居みるの初めてなんで、けっこう楽しみにしてます。
歌舞伎でも「権三と助十」やってくれるとうれしいな~。
去年の前進座の公演でやった「髪結新三」は今月、歌舞伎座でかかったから、来年の団菊祭あたりで… なーんて、ちょっと楽しい皮算用♪
投稿者 HineMosNotari : 2005年05月13日 13:21
HineMosNotari さん、実は私も前進座のお芝居を劇場で観たことなくて、来週行くことに。
岡本綺堂さんの「権三と助十」は歌舞伎だと最近は菊五郎・三津五郎に福助(田之助の時もあってセリフはこちらが良かったですが)とっても面白くて大好きな演目です。前進座のお芝居は華やかさには欠けるかもしれませんが、芝居本来の何かが期待できそうです。
この演目を初めて観たのは数十年も前、松緑・勘弥の公演でした。
幕開きは下手側の井戸を長屋総出で綱を引き、1年の泥を掻き出す年中行事が珍しかった。懐かしい脇役の優を思い出しました〜悪人=こういった役を一手に引き受けていた(橘ではなく)立花屋の方の八百蔵さんでしたか。
新三は閻魔堂橋で弥太五郎源七親分に殺されますね。
前回@国立 前進座の通しで(源七はもとより)お熊・忠七、白子屋、等、その後の思いがけない展開が分かりました。観てのお楽しみ。
投稿者 白玉 : 2005年05月16日 22:55
白玉さん、私も大分前に見たことがありますが、勘弥は覚えていますがあとは誰だったか記憶にありません。東横ホールであったようなそうだと猿之助?はるか昔のことでわかりません。今の菊五郎のを見た時、子供の頃にみたこのお芝居をうっすら思い出した次第です。大好きな演目、前進座の味付けはどうなのかとても楽しみです。そうそう八百蔵さん、懐かしい名前ですね。
投稿者 佐千菊 : 2005年05月17日 00:10
>勘弥は覚えていますがあとは誰だったか記憶にありません。東横ホールであったような〜
佐千菊さん、よく一座していた中車丈ではなかったかしら?
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私どもが生まれるズーと以前 昭和の初め、髪結新三を主人公にした映画があったそうです(翫右衛門、長十郎以下前進座のユニット出演)。
今でも七人の侍、東京物語、生きる---等に伍し、邦画のベスト10に入る幻の名作、タイトルは「人情紙風船」。NHKかCSで放映してくれませんかねえ〜。
投稿者 白玉 : 2005年05月17日 09:47
白玉さん、「人情紙風船」ー髪結いに紙風船?どんな結びつきなんでしょうね。見たいです。映画といってもすごく芝居っぽいのでは?
中車というと何と言っても「怪談蚊喰鳥」が印象的でね~その内古い筋書きのダンボールでも引っ張り出して確認しよう。イヤ何年さきになるか?
投稿者 佐千菊 : 2005年05月17日 18:46
名作歌舞伎全集をみたら、写真がでていて
権三@勘弥・助十@3段四郎・・・これかしら?他は権三@勘三郎・助十@松緑・家主@勘弥・おかん@芝かんb
投稿者 佐千菊 : 2005年05月17日 19:00
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