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2005年06月24日
あやめかきつばた
今の時期あちらこちらで「はなしょうぶ祭り」が開催されています。紫の色、濃い紫、薄紫、の花が美しく、日本画にもよく書かれている花です。しかし、あやめ・かきつばた・はなしょうぶ・しょうぶと種類があって、違いがよく分かりません。見分け方が表になっているサイトをみつけました。
いずれがアヤメ?カキツバタ?
「潮来出島のまこもの中であやめ咲くとはしおらしや」端唄の歌詞ですが、水の中に生えていて花が咲くことから、これはどうやらはなしょうぶの事のようです。皆さんご存じの「藤娘」では間に「藤音頭」を入れることが多いですが、これは六代目菊五郎の演出で、おさらい会では「潮来出島」を入れる場合があります。「道成寺」の坊主が踊るところに「あやめかきつばたは、いずれ姉やら妹やら~」とあります。又端唄に「いずれをあやめかきつばた」というのがありますが、このあやめも実ははなしょうぶという事です。
菖蒲はサトイモ科で香りが良いので菖蒲湯に使われる。どうりで家の杜若の葉では代用できなかった訳です。
投稿者 佐千菊 : 2005年06月24日 01:45
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