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2005年07月08日
渡辺保の劇評 国立劇場7月鑑賞教室
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室の「千本桜」。
まずいつもと違って、笑三郎と春猿二人のコンビによる「歌舞伎のみかた」が面白い。高校生のみならず大人にもわかりやすく現代調で、二人が掛け合いの呼吸が合ったところを見せる。
猿之助は基本は菊五郎型だが、それに猿之助一流の工夫をして猿之助型を作った。一座の人にもその精神にかえって貰いたいと思うがどうだろうか。
歌舞伎鑑賞教室の劇評がでました。「歌舞伎のみかた」は工夫されて大変面白いとのこと。しかし、「四の切」については厳しい批評です。ある程度芝居が分かってきてから、それからが難しいのでしょうね。役者は50、60になって、やっと自分の芝居ができると言われています。まだまだ精進しなくては、師匠に近づくことはできないということでしょう。
投稿者 佐千菊 : 2005年07月08日 10:14
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