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2005年08月01日
亀治郎の「麻阿工夫鏡」マライアくふうのうらおもて 其の三
この場は、「歌舞伎ではありえないような動きを交えながら、コメディータッチで」という演出意図の下、それぞれが工夫を凝らして臨んだシーンであるが、何より「間」の面白さが要求される場面である。(新・亀たより２)
この場は大変面白かったです。亀治郎が超特急で下手から上手に走るところなど「間」が良い。何も知らずに偽の恋文を読んで一人喜んでいる坊太夫は中央から全く動かず、後の連中は見えつ隠れつ忙しく動く。その対照が妙で、演出のうまさだと感じました。
投稿者 佐千菊 : 2005年08月01日 23:53
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