« 銀座シネスイッチで話題の映画上演 | メイン | 福助 気ままに語る »

2005年11月01日

玉三郎の「今月のコメント」

それに引き替え尾上は、結論というよりは死というもので締め括り、芝居の上での結論にはならない役なのではないかと感じることもあります。そんなことから、実生活の方にも多少の影響を及ぼすのかもしれません。私は、加賀見山旧錦絵では、お初もやらせていただきましたが、お初は非常に快活で、芝居の中でも前向きな役として解釈することができます。その分、体力的には尾上よりも活動しなければなりませんが、演じた後に清涼感のある役でした。(コメント)

只今、八千代座に出演中の玉三郎からのコメントです。十月の尾上役は役に入っていく内に私生活も重くなっていったと言っています。役者さんとしては演じた後に清涼感のある、お初のほうが演じていて気持ち良いかも知れません。
八千代座で再演の「船弁慶」は来月歌舞伎座で観られます。楽しみです。

投稿者 佐千菊 : 2005年11月01日 01:38

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sachigiku.com/mt-tb.cgi/439

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?