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2005年05月05日

醍醐寺薪歌舞伎放映の前に

勧進帳 醍醐寺薪歌舞伎 2005.5.2 W109

するとお堂の陰からふいに平安時代の公達が物思いに沈んだ様子で現れ、見ればそれは海老蔵。光源氏と見まごうばかりの美しいその姿はまるで王朝の世にタイムスリップしたかのようでした。

醍醐寺薪歌舞伎が明後日NHK衛生2で13:30~放映されます。大変貴重な公演でしたので、皆様どうぞお見逃しなく。見る前にちょっと読んでおくと、より分かりやすいのではと思い「ご機嫌!歌舞伎ライフ」のyukiさんが書かれている文をご紹介いたします。ウォッチングと称してご自分の観たお芝居の感想を丁寧に書いておられ、私も見逃したお芝居など読ませて頂いて、行った気になります。
予備知識なしで観たいと思われる方は読まずにご覧になって下さい。

投稿者 佐千菊 : 2005年05月05日 13:29

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コメント

先週、今週と二週続けて海老蔵の公演を観ることができてハッピーでした。週末は録画忘れずにしなくては。テレビで観るのと実際で観たのと、どう印象が変わるのか楽しみですね。
最初の演目、意表をついた幻想的な海老蔵の登場で私は舞い上がってしまいました。海老蔵が、まん前を通って舞台へあがった時点で、私にとって、この演目は実質的に終わってしまったというのが正直なところ。
親子そろっての勧進帳に感無量でした。金堂の扉を開け放って富樫の出や引っ込みを効果的に演出していたと思いました。海老蔵の富樫は6、7年前に大阪で観ましたが、あまり覚えていないです。ですから、実質初めて生で観たようなもの。昨年の弁慶と今年の富樫の両方を見て、どちらを演じてもぴったりとはまる役者さんは、今のところ他には仁左様ぐらいかしら?なんて思ってしまいました。
さちぎくさん、遠征お疲れ様でした!

投稿者 由比ガ浜 : 2005年05月05日 19:53

由比ヶ浜さん、3月からよくご一緒していますね。本当に楽しい時間を共有できて幸せです。薪歌舞伎は上手からだったので正面からのが観られてラッキーですね。それにしてもあの空間で護摩の煙、声明の声、ホラ貝の音との融合による歌舞伎は素晴らしかったですね。團十郎は去年5月に休演したことが、かなり残念に思っていてこの度の勧進帳、親子競演が本当にうれしかったことでしょう。由比ヶ浜さんがおっしゃるように、海老蔵は弁慶も富樫もいけますね。十一代目もそうでした。今後もいろんなお役を観たいですね。

投稿者 佐千菊 [TypeKey Profile Page] : 2005年05月05日 20:27

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