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2005年10月22日

芸ひとすじ 尾上菊五郎

人の和を人一倍大切にし、他家の演目をやるときには、あいさつを欠かさない律義さ。華と品のある音羽屋の芸は、風格も加わって円熟期にある。()

http://www.tokyo-np.co.jp/00/mei/20051022/ftu_____mei_____005.shtml 「江戸の風」を感じる役者、それは彼以外考えられません。江戸歌舞伎の、荒事は成田屋、生世話物は音羽屋、という二柱の長として、名実ともに充実した舞台を演じています。 最近では若手中心の新しい演目の演出も手がけて、精力的に活躍しています。 <華と品のある音羽屋の芸>父梅幸の芸風を受けついで、定評のあった役はもちろんのこと、二代目松緑から教わった六代目の得意だった役も自分のものにして、若い時の女形が多かった役どころから、ずっと広い芸域になりました。 観客の心をとらえるツボがよくわかっていて、いつも楽しい企画を考えてくれます。それは 彼一人だけではなく、菊五郎劇団全員の「和」がなせる業なのです。

投稿者 佐千菊 : 2005年10月22日 15:53

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