« NHK生活ほっとモーニングに「児雷也」を密着取材 | メイン | 渡辺保の劇評 11月国立劇場 »

2005年11月07日

渡辺保の劇評 11月歌舞伎座

昼の部の見ものは、襲名以来はじめての仁左衛門の「熊谷陣屋」である。

 団十郎型を基本に自分の工夫を加え、いかにも義太夫狂言らしい面白さにあふれ

た熊谷。そのほっそりした体に似ず豪快、かつスケールの大きいのは芸に工夫があ

るからで、体のウラオモテ、イキともに細かいところにまで工夫が行き届いている。

(2005年9月歌舞伎座)


昼の部は仁左衛門の「熊谷陣屋」、夜の部は吉右衛門の「日向嶋景清」が良いとの評です。

投稿者 佐千菊 : 2005年11月07日 00:05

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sachigiku.com/mt-tb.cgi/453

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?