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2005年11月12日

国立劇場12月「天衣紛上野初花」通し

お数寄屋坊主・河内山が松江侯を懲らしめて活躍するきっぷのいい四幕八場。河竹黙阿弥の原作の意図をより忠実に再現するため、前回にはなかった二幕目の河内山の悪仲間・直次郎が初めて顔を出す「吉原大口二階廻し座敷の場」を登場させた。その後の「吉原大口三千歳部屋の場」でもカットされていた直次郎の恋敵・金子市之丞(市川左団次)の件を入れ、相手の遊女・三千歳(中村時蔵)とのかかわりを分かりやすくした。 また、大詰め「入谷大口寮の場」では、「実は市之丞は三千歳の兄だった」という場面を出すなど、全体の筋書きと、各役柄を明確に描いた。(http://www.tokyo-np.co.jp/00/mei/20051112/ftu_____mei_____001.shtml)

「社会人のための歌舞伎入門」は、染五郎の案内役で8、13、16日午後7時から。5千〜千5百円。

投稿者 佐千菊 : 2005年11月12日 22:58

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