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2005年11月16日

團十郎の入院日記、『全国子供歌舞伎フェスティバルin小松』

成田屋 成田屋通信

今年の5月に、全て中学生の生徒たちで構成されているその演奏を聞いたが、驚きと感激で動けなくなった。
 盛綱陣屋の盛綱のセリフに、
「教えも教え、覚えも覚えし、親子が才知」とある。
 正に教えた先生方も凄いが、覚えた生徒さん達の努力も素晴らしい。
 調べた訳ではないが、今日本中を探しても、恐らく中学生だけで『勧進帳』を演奏できるというのは他にないのではないかと思う。この育ちかけている芽を、何としても育てたいと強く思う。

團十郎さんの日記、今回は深く携わっている小松の子供歌舞伎のお話です。
今、多くの役者さん達が歌舞伎を見直し、時代にあった演劇「歌舞伎」を作ろうとしています。これも大事なことですが、自分達が演じる側だけでなく、子供を対象に教えて育てるという運動も大切なことだと思います。團十郎自ら、出向いて直接指導するということは、素晴らしいことです。病で本番に臨場できなかったのは残念だと思いますが、子供達は立派に舞台を務めた由、何よりも喜ばしいニュースです。

投稿者 佐千菊 : 2005年11月16日 10:33

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