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2005年06月18日
「楽屋番さん」のお仕事
こうした「楽屋番さん」のお仕事はまだあって、舞台で使用する「床几(しょうぎ)」というベンチ状の腰掛け、この管理と舞台設置も仕事ですし、長唄囃子連中が並ぶ「雛壇(ひなだん)」や出語り浄瑠璃が座る「山台(やまだい)」に敷かれる緋色や紺色の「毛氈」も、「楽屋番さん」が敷くことになっています。その他、転換ごとの舞台の清掃(降った雪や花を片付けるたり、釘等が落ちていないか確認する)、また花道の「揚げ幕」の開閉も、「楽屋番さん」の中から選ばれた数人が、交代で勤めているのです
いつも紹介される下足番のお仕事だけではなく、地方さんの雛壇や山台、それに揚げ幕の開閉も楽屋番さんのお仕事なんですね。揚げ幕のチャリッ!重要な役です。舞台というのは実に多くの方達の役割の下に成り立っていることが分かりますね。
投稿者 佐千菊 : 2005年06月18日 01:13
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コメント
さちぎくさん、こんばんは!
梅之さんはこの前の歌舞伎フォーラムへ出演していらっしゃいましたね。
早速ブログを拝見しましたが、裏方さんたちの興味深いお話がわかりやすい文体で書いてあって、人気も急上昇中。
これからも注目していきたいと思います。
教えてくださってありがとうございました。(^^♪
投稿者 yuki : 2005年06月19日 19:16
yukiさん、ようこそ。梅之さんは毎日更新していて、いつも興味深いお話なんです。師匠が梅玉さんですから、真面目で好感もてます。8月の国立では勝頼ですって、注目ですね。
投稿者 佐千菊 : 2005年06月19日 20:36
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