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2005年06月28日
「実盛物語」の稽古真っ最中
要所要所で12團十郎丈がお直しになります。ご指摘の内容は、「義太夫は俳優の心を語ってくれている。俳優はお腹の中で義太夫を語っていないと両者のバランスが取れない。バランスが取れていないと芝居がのらない」ということで、きちんと義太夫をお腹に入れて、間を持たせるところは持たせ、畳むところは畳むようにご注意がありました。ふだんおおらかな感じを受けます12團十郎丈ですが、細部にまで神経を行き渡らせておいでだということが窺えるお稽古でした。
巡業東コースの演目「実盛物語」の稽古の様子です。葵太夫さんと海老蔵丈のバランス、舞台でうまくいくと良いですね。ご覧になった方ご報告よろしく。
投稿者 佐千菊 : 2005年06月28日 12:47
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