« 第10回記念「受け継がれてゆく伝統人形芝居」 | メイン | 「十二夜」劇評~東京新聞小玉祥子 »
2005年07月24日
上村以和於の俳優偶論(その5市川亀治郎)
しかしこの麻阿という女のチャームは、亀治郎あってのもので、脚本の要求している以上の存在感を実感させているのは疑いない。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)
上村以和於さんが「十二夜」の麻阿を演じる亀治郎について書いています。私も亀治郎の麻阿の存在がこの度の「NINAGAWA十二夜」をいきいきと魅力ある作品にしていると感じました。役づくりには演出家の要望もあり、自身も随分研究して臨んだことと思いますが、その大変さが表面にでないで、いかにも軽やかに調子よく場を運んでいきます。そして菊之助や時蔵の演じる役より、人間味のあるチャーミングな役だと思いました。「敢闘賞」「技能賞」両方差し上げたいですね。
投稿者 佐千菊 : 2005年07月24日 14:14
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://sachigiku.com/mt-tb.cgi/267
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)