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2005年07月24日
「十二夜」劇評~東京新聞小玉祥子
新しい芝居に挑む若手の好演が目立つ。男装し、獅子丸となった琵琶姫が、大篠の前でつい女の風情を見せるところなど、菊之助が女形と立ち役を自在に行きかったかと思えば、松緑がこっけいな中に何ともいえないあいきょうを出し、亀治郎は利発者の侍女を表現力豊かに造形する。
菊五郎の坊太夫におかしみと物悲しさがあり、左団次がおおらかだ。時蔵、信二郎がおっとりとした芝居を見せる。(MSN-Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎)
ベテラン、若手が互いに手を組んで、大変バランスの良いできあがりになったと思います。シンがいくら頑張っても良い芝居はのぞめません。舞台に携わるスタッフ全員の心が一つになってこそ魅力ある舞台になると思います。今回は菊之助の情熱と勇気にみんなが応えてくれたのではないかと感じます。
投稿者 佐千菊 : 2005年07月24日 16:55
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