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2005年10月08日

『児雷也豪傑譚話』 菊之助インタビュー

 若さとスピード、奇抜なアイデアと、そして古典の美しさ。歌舞伎の持つあらゆる魅力、可能性がギュッと詰まった新しい歌舞伎、それがこの『児雷也豪傑譚話』だ。 昨年の名古屋公演、今年3月の京都公演に続いて、いよいよ東京は新橋演舞場にお目見えする、この作品。主演は、もちろん、尾上菊之助。今年7月には蜷川幸雄演出の『NINAGAWA 十二夜』に、 この10月には『芸術祭十月大歌舞伎』で歌舞伎座に出演中の、若きプリンスだ。ここ数年、大役続きで毎回のように刺激を受け、誰の目にも成長著しい菊之助。 その大きなステップでもある『児雷也〜』への思い入れもたっぷり。待ちに待った東京公演の本番に向けて「気合が入ります!」と意欲満々の菊之助に、見どころなどを語ってもらった。 ——この作品では、“宙乗り”や“六方”など、菊之助さんには初めての挑戦がたくさんありましたね。プレッシャーは、ありましたか?

 『児雷也』の初演の前までは、ここまで発散する役といいますか、派手な役はあまりやったことがなかったでしたので、プレッシャーというより、どうやったらいいんだろうという思いがありました。 けれど、小さい頃から歌舞伎の世界にいて、六方などは、よく見たり、真似たりしていた記憶もありますので、意外と違和感はありませんでした。

——そういうものですか?

 そういうものなんですよね(笑)。もちろん、細かい点は先輩方にいろいろ注意して頂きました。でも、初演から、非常に楽しめた作品でした。
(MSN Hotmail - メッセージ)


今日から一般発売、すでに土日3階は売り切れ?「初演から、非常に楽しめた作品でした。」と言っていますが、観客も非常に楽しめるお芝居です。

投稿者 佐千菊 : 2005年10月08日 10:30

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