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2005年09月18日

「夢の仲蔵千本桜」レポby由比が浜さん

夢の仲蔵、染五郎ファンの友人といってきました。 平日というのに、一階席はほとんど満席でした。 年配の方が多かったように思いました。

歌舞伎座のように大きすぎない松竹座の舞台が、芝居のサイズにちょうどあったかんじでした。
仲蔵、此蔵のドラマと「義経千本桜」の両方が楽しめて得したような気持ち。

染五郎は、此蔵を体当たりで演じ、仲蔵同様、大部屋役者から這い上がろうとするものの気迫が伝わってきました。
それに対して幸四郎の仲蔵ですが、言葉は悪いのですが、もうちょっと、みっともなくてもいいんじゃないかと。
元大部屋役者、稲荷町と馬鹿にされている風情があまりなく、みなから頼りにされる座頭にみえてしまったのは私だけかしら。

回り舞台で、森田座の楽屋と舞台を転換したり、場面の転換がスムーズでした。
染五郎の宙乗りは、ただ、花道の上を三階の鳥屋まで行くだけではなく、
舞台から客席まで飛んできてそのままブランコのようにまた舞台上へもどったりと工夫していました。
また、染五郎の早変わりが二度ほどありましたが、吹き替えの人といつかわったのかまったくわからないほどの巧みさで、
私も友人も、狐につままれたような感じでした。(猿之助よりすごかった。)

来月は、東京で再演ですね。
予想していたより楽しみました。

友人由比が浜さんから届いたメールを許可を頂いて載せます。来月観に行こうかと思っていらっしゃる方はポイントが分かってよろしいのでは。
いつもレポありがとうございます。

投稿者 佐千菊 : 2005年09月18日 23:52

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